生産技術
射出プレス成形(NNIP)

プレスモールド:NNIP (Nissen New Injection & Press)
<海外呼称> NPM (Nissen Press Mold)

射出成形とプレス成形の長所を組み合わせた成形方法 (射出圧縮成形法)で、射出成形の1/2~1/10の低圧で成形することができる表皮材同時貼合成形、長繊維強化材成形、大型品成形、低発泡成形にその効果を発揮します。 特に当社の表皮貼合と低発泡成形の複合技術は、独自のノウハウにより高い評価をうけております。


表皮挿入 融樹脂供給 賦形・冷却 離 型


『第2回 日本ものづくり大賞』製造・生産プロセス部門 優秀賞

「射出プレス複合成形技術による省エネ、省工程を実現し環境に優しい新システムの開発」

「モノとモノを貼り合わせるためには、接着剤を使わなければならない」その常識を破ったのが射出圧縮成形法である。
人と環境にやさしく、かつ省エネを目標に技術開発は行われた。有害物質が多く含まれる接着剤を使用せず貼り合わせるという初めての試みの中で、これまでの工程・方式を一新しなければならなかった。
新システムを独自の技術として確立するために解決しなければならない様々な問題をメーカー、スタッフが力を合わせ一つひとつじっくりと試行錯誤しながら解決していった。 そして「樹脂を発泡させて表皮を貼る」弊社だけの独自の技術を開発した。
それは、金型の上に皮や布などの表皮材を敷き、その上に樹脂を射出しプレスするという方法であり。樹脂と表皮材はプレス圧力で貼り合わせるため接着剤は必要ない。プレス圧力も射出成形と比べて2分の1~10分の1の低圧で済むため、巨大な設備も必要ない。まさに、手間、時間、コストすべての面でいいことづくめの成形法だ。

『射出圧縮成形法』は接着剤を使用しないため人体に悪影響を及ぼすVOC(揮発性有機化合物)の心配がなく、プレス圧力で貼り合わせるため省工程で済む。射出成形とプレス成形の長所を組み合わせた環境にやさしい成形法である。

(財)東予産業創造センター
東予ものづくり元気企業セミナーパンフレットより



【NNIP成形の技術バリエーション】

・表皮貼合成形
・表皮貼合発泡成形
・樹脂コン発泡成形
・大物樹脂コン成形
・部分表皮貼合成形

(適用例)
自動車内装部品
(全面表皮貼合)  ドアライニング・ピラー
(部分表皮貼合) ドアライニング
(発泡成形) ドアライニング

自動車外装部品
(大物樹脂コン成形) フェンダーインナー・エンジンアンダーカバー